○フェルメール光の王国展 [○日記]
冷え込みの厳しい夜、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
カーチャンは今日友達に誘われコンサートに。(興味無いのに付き合いで渋々お出かけ)
残されたトーチャンは銀座で開催されているフェルメール光の王国展へお出かけ。
フェルメール全37作品の複製画が展示されます。
1/20金曜日に始まり最初の週末の日曜日だから混んでいるかな?と思ったんですが意外に空いていてゆっくりと鑑賞することができました。
フェルメール作品を所蔵美術館で見ることを楽しみにしているトーチャン。
これまで27作品を現地所蔵美術館で鑑賞してきました。
複製画には興味は無かったんですが、
1.全作品がまとめて見られること
2.単純な複製ではなく、描かれた当時の色彩を再現(しようとした試み)
3.盗難にあったり、個人所蔵で見ることができない作品が写真集でなく『絵画』として見られること
4.入館料が1,000円とお手軽だったこと
で、お出かけ。
感想は…
『物足りないけどそれなりの価値はあった』
ですね。
各作品とも実物より平板な感じだし、トーチャンの記憶色とかけ離れているし、光の粒立ちがイマイチ心をときめかせない…
でもこれは慣れない外国で苦労しながら美術館にたどり着き、作品と対面できた『思い入れ』が記憶を美しくしているんでしょうね。
それでも見ることが出来ない作品を鑑賞できたのは楽しかった。
有名な『合奏』(1990年に盗難、未だ行方不明)
個人所蔵非公開の『聖女プラクセディス』
(フェルメールが模写した宗教画でそんなに好きな作品ではない)
個人所蔵ですが2008年に来日した、『ヴァージナルの前に座る若い女』
(当時は大混雑で遠くからチラッと眺めるくらいでした。)
』
ホンモノの来日展覧会と違い、警備はないし、保護ガラスもなし、直ぐ近くまで接近して鑑賞できるというのはイイものです。
他にもまだ実物を見たことの無い作品が数点展示されていましたが、いずれホンモノを見に行くつもりなので、そのときの感動を薄れさせないため、敢えてじっくりとは鑑賞しなかったトーチャンです。
そろそろ冬眠から目覚めなさい!(笑
by ぴの (2012-03-24 06:15)