○第三の選択肢 [○日記]
トーチャンの選んだ第三の選択肢は
③原籍会社を退職し、現在出向中の会社に再就職する。
です。
昨日も書いたようにトーチャンは、現在単身赴任で取引先の中小企業に出向中。
昨年夏、原籍会社を退職して取締役として経営に携わってほしいと要請されました。できれば早期退職して昨年の12月から働いて欲しいとも。
(これは先方の好意で12月末日に在籍していると収入面で有利になるから)
再雇用の安い収入でスタッフとして働くか、高年俸の取締役として働くか・・・
悩むことはない?
と、思われるかもしれません。
でもトーチャンは回答を保留させていただきました。
それは三つの理由。
一つ目は原籍会社は新卒から今まで育ててもらった、愛着と誇りを持った会社。
会社生活はココで終えたいと思っていたこと。
二つ目はこれから更に5年間も単身赴任生活が続くこと。
三つ目は決定的な理由ではないものの、また責任の重いライン責任者になること。
責任と仕事のやりがい?
トーチャンはこれまでの会社生活で大きな成果を挙げたと自負しており、達成感は十分に得ています。
社外で高く評価され転職のお誘いもありました。
その代償として体を壊したり(誇張表現ではなく本当に死に掛けたこともあります。)、家族と過ごす時間が十分取れなかったりしたことも事実です。
正直言うと「もうそんなに頑張らなくてもいいかな?」と言う気持ちがあります。
トーチャンは責任が嫌いで逃げたいわけではない。
ただトーチャンの年代は引退して若手を責任あるポストに付けて育成する立場であるべきと考えています。
それに単身赴任継続では家族と触れ合う時間や遊ぶ時間が無くなる…
二人の孫のジーチャンとして忙しく過ごしたい。
再雇用で関東地区に戻り、週末をのんびりと那須で過ごすくライフプランを夢見ていたんです。
でも先方に是非とも経営責任とラインポストを担って欲しいと懇願され結局引き受けることになりました。
まだ待遇面の話が無い時点でカーチャンに相談したところ、
「本当は帰ってきて欲しいけど、必要としてくれるところがあるのはありがたいよね」
「働きたいのならトーチャンに任せる。」
と言っていたんですが
具体的な取締役の報酬金額を提示された後、カーチャンに伝えたところ
「アタシは子供も孫も近所にいるから寂しくないし大丈夫だよ」
「これであと5年今までどおりの生活ができるのね!やったぁ!」
「再雇用の嘱託社員より取締役の方が世間体もいいよねー」
「じゃ、体壊さないように頑張ってねー」
と、気持ちよく送り出されました。
近所に住む娘も
「やったー!これでまたしばらくは実家にたかれる援助してもらえる」
と大喜びしております。
と言う事でしばらく単身赴任を続けることになりました。
・・・といいつつ、3年位で後継者を育てて退職したいと密かに計画しているトーチャンです。
○いよいよ現実に・・・ [○日記]
ブログの新春の挨拶をする間もなく松の内を過ごしてしまったトーチャンです。
2015年最初の三連休を皆さんどうお過ごしでしょうか。
今年トーチャンは年男。
年男??? そうなんです、60才を迎えるんです。
と言うことは…
今年定年退職を迎えます。
トーチャンの会社では再雇用制度で退職後嘱託社員として65才まで働くことが可能です。
そんなトーチャンは現在単身赴任で取引先の中小企業に出向中。
定年後は二つの選択肢がありました。
①原籍会社に復帰し、関東地区で再雇用で働く。
②退職し年金生活に突入する。
ところが昨年の夏に第三の選択肢が出現。
そして昨年秋にその第三の選択肢に決め、年末に希望を申請。
そして一昨日人事からある連絡があり、昨日回答を送付。
いよいよ来月その選択肢にあわせた退職手続きが開始されます。
決断には寂しさを感じますが、後悔はありません。
それでも現実に手続きが始まると感慨深いものがあります。
続く