SSブログ

◎神戸社宅から 01/10 クラブマン補修 [◎クルマ]

今年の初めクラブマンのルーフアンテナが壊れました。

那須に到着後乗らずに放置し帰る前に屋根に積もった雪を降ろそうとしたところアンテナ根元のカバーが割れてしまいました。原因はアンテナカバー付近で凍結した氷の層がカバーを道連れに剥がれたためです。


綺麗に割れて、欠けている部分も無いため接着できそうでしたが危険なのでやめました。


接着強度不良で走行中に外れて飛んでいく可能性が高い。

高速道路でアンテナが飛べば後続車に迷惑をかけるというか最悪の場合事故につながる。


クルマのこういった外装パーツは軽量化のためポリプロピレン(PP)系のプラスチックで出来ています。

PPは接着や塗装が困難な樹脂。


有名なアロンアルファのようなシアノアクリレート系接着剤はPPは苦手。

第二世代アクリル系接着剤なら多少は期待できますが、どちらもプライマー処理しても強度に不安が残り走行中の振動で剥離するのがこわい。

しかも肉の薄い部品が割れたので接着面も狭小で接着強度が保てない

昨日神戸の行きつけの修理工場でカバーの取り寄せをお願いしました。

でも純正パーツは高額だしこれくらいなら専用接着剤で充分と言われたので接着をお願いしました。


その接着剤は2液混合の硬化剤利用タイプでしたが、一般用には販売されておらずクルマの樹脂部品の接着でその店で多くの実績があるそうです。

使いきりのアンプルで特殊なガンで押し出して接着します。


本当にPPで接着強度が保てるか不安でしたが、プロの言葉を信じてお願いしました。

完全硬化には24時間かかるのでカバーだけ接着し重量のあるアンテナは自分で取り付けることにして帰宅。

家に帰ってからネットで検索してみるとSDS(安全データシート)を見つけ成分が判明。


ココで書いてもしょうがないから省きますが、しっかり接着できそうだし完全硬化に24時間かかるというのも納得できる成分でした。


今日接着後32時間後に強度を確認しました。

接着はしっかりしているようですが、盛大に接合面からはみ出してケロイドみたいで見た目は悪い。

飛び出ているのはアンテナ固定用ネジです。

DSCF3016_Resize.jpg


アンテナを取り付け、強度を確認しましたがびくともしない。

DSCF3018_Resize.jpg


見た目は酷いものですが工賃サーピスで接着剤の代金だけで取り付けてくれたので文句は言いません。

完全に固化した後はこのはみ出た部分を削ってもいいとのことなので時間のある時に自分でやることにします。


固いから削るのは大変だよとは言われましたが、ホビー用のルーターで削ればなんとかなるかな?

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。