■カラダに悪いwww [■グルメ?]
ブログ更新をサボり続けるトーチャンです、今晩は!
昨夜は以前撮り貯めた写真の整理をしていました。
そこで見つけたある画像。
2009年の10月に激安UAを利用して出かけた台湾電撃一人旅。
九份の夜景を楽しみに出かけたとき、日が暮れ夜景を楽しむまで近辺のお店をウロウロ。
そこであまりにいい匂いに釣られて食べたこんなご飯。
熱ご飯にラードを混ぜ、醤油を掛けた庶民の(ビンボーな)ご飯。
こってりした脂と醤油のハーモニーは舌と鼻腔を官能的に刺激します。
最近のトーチャンは健康のためのウォーキングを欠かさず、食事も魚、肉、野菜をバランスよく自炊。
高脂質、高カロリーな食事は控え気味。
平日の晩酌も控えめにし、お酒の絶対量も減らし気味。
そんなトーチャンのカラダは不健康でこってりした食べ物に飢えていたのでしょうか、写真を見た瞬間「食べたーい」と言う強烈な欲求に襲われました。
『明日の夕飯は絶対猪油拌飯だぁー!!』と心に誓いながら就寝。
本日は帰宅後気合を入れて「猪油拌飯」作りに励みました。
ご飯はいつもの冷凍ストックではなく、やはり炊きたてでないとね。
いつもは買い物してから帰るんですが、今日は真直ぐ帰宅してまずは炊飯準備。
支度が出来たら浸漬吸水させる間に食材の買出しへ。その後炊飯スタート。
ネットで調べると、市販の精製ラードでは猪油拌飯のコクと旨みはでないそうです。
ラードの自作方法は肉屋さんで豚の背脂を手に入れて作るらしい。
でもトーチャンのアパートの近所には精肉店がありません。
それにそんなに大量に作っても後が困る。
そこで脂身の多いロース肉を購入して、それで猪油拌飯一膳分のラードを作ることにしました。。
スーパーの精肉コーナーに『お好み焼き用』として、目視で脂身が70%はあろうかというロース肉が置いてありました(関東では見た記憶がない。さすが関西!?)
これに決めた!と思って隣のショーケースに目をやると…
ついつい、遊び心で購入してしまいました
(でもショーケースにあったのはもっと脂身が多かったのに、台所で開封したら脂身が少なくガッカリ)
少ない脂身を丁寧に切り取り、弱火で時間を掛けて脂を溶かします。
110gのロース肉から10gのラードを抽出。
猪油拌飯の『拌』は、化学系でおなじみの攪拌の『拌』。
オイルの粘度でご飯粒表面への添着状態が変わることを容易に想像できるのはトーチャンがその道のプロだからwww
半固形のままでご飯に混ぜると直ぐに溶け局所的に吸収が進む。
完全な固形状態で熱いご飯の中で徐々に表面を溶かしながら、適度な強度で攪拌すれば局所吸収が抑えられ均一に脂がご飯粒表面に添着できるはず。
そこで出来上がったラードをご飯が炊き上がるまで冷水で完全に固化。
次に醤油
台湾で食べたときには少し甘みのある醤油がかかっていた記憶があります。
でもとろみのある醤油膏ではなく、粘度は低めですが日本の醤油よりはとろっとした感じだったかな?
醤油に少しすき焼きのタレを混ぜてみたら感覚的にあんな感じになったので採用。
はい、今日の晩御飯。
右上のエッグスタンドの中にイベリコ豚のラードが入っていますwww
これをご飯に入れて…
ついでに魚丸湯もどきも準備。
鶏がらスープにセロリの茎の小口切りと冷凍庫に保存してあった鍋物用の団子(魚すり身ベース)の残りモノを入れただけの手抜きの一品。
結果は…
美味しかったけどイベリコ豚である必然性はありませんでしたwww
なんか、期待していた下品なこってり感に欠けてさっぱり&さらりとした感じのお上品な脂でした。
最初に心惹かれた、コテコテのお好み焼き用の国産豚で充分でしたねー。
ただ、思わぬ伏兵が。
いやー、これがなかなか美味しかった。
脂身が少なくなってスカスカになるかと思ったんですが、余分な脂が抜け肉本来の旨みと甘みがしょうがのさっぱり感とマッチしてイイ感じ。
と言う事で、昨日からの欲求を満たし満足しているトーチャンです。
それでは、お休みなさい
こんにちは。
おひとり様用とは思えない、手がかかった料理ですね。
歩いてはいますが、食事の方がいい加減なので、
痩せません。
by ジャランこ (2012-12-05 21:49)