○神戸社宅から 02/06 今月のフェルメール [○日記]
昨夜神戸に帰宅。
月が替わったのでカレンダーも切り替え。
今月のフェルメールは『窓辺で手紙を読む女』です。
この作品はドレスデン(ドイツ)の国立絵画館所蔵の作品。
2007年12月にカーチャンと旅行に行ったときに訪れました。
これが当時撮影した写真です。
本当に間近で鑑賞することができました
これはその時の国立絵画館の中の写真。
写真では少しわかりづらいんですが作品の手前足元1mくらいのところに緑色のロープが張ってあります。
そこまで近づいて覗き込むと本当に作品の数十センチの距離で近づいて筆のタッチなども確認できます。
ところでフェルメールファンならお気づきかもしれません。
2007年に撮影した写真にはキューピッドがいません。
背景の壁の下にキューピッドが隠されているのは1979年に確認されていましたが本人の加筆と考えられ、修復せずそのままでした。
ところが2017年に分析の結果フェルメール以外の誰かによって上塗りされたことが判明。
2021年にその上塗り部分を除去し現在の姿になりました。
修復前
修復後
トーチャンはまだ修復後の実物を見たことがありません。
昔見た修復前との比較ができませんが、昔の作品の構図の『余白』も捨てがたい魅力だと感じます。
いつか実物を観るため再びドレスデンを訪問出来たらいいな...