☆神戸社宅から-07/03 [☆那須の暮らし]
一昨日の記事で定年後に田舎に移住した方のことを記事にしました。
トーチャンの那須のセカンドハウスは別荘ではなく現在でも月の半分は暮らす生活の拠点です。
都会の喧騒を離れ田舎でのんびり暮らすなんてキレイごとは通用しません。
生活に不便があったら困る。
今の家を探すときにこだわったのは
・分譲別荘ではないこと。
那須の別荘地の管理費は高い。安くても年間10万円はします。
しかも大規模開発の場合駅から遠くクルマがないと生活できません。
それに山の中で街灯もなく私道なので道路の補修や冬場の除雪も気になります。
・公営水道が使えること
那須の別荘地の多くは水道が私設。
水道料金以外に施設管理費がとられるし、開発業者が倒産すると維持管理ができない。
→まさに旧別荘がそうなり自費で公営水道を引きました。
・近隣に永住者がいること。
旧別荘近くには永住者がおらず昔空き巣に入られ電化製品・家財を盗られました。
ウチよりもっと道路から離れた奥の家は不審者が住みつき家の中が汚され回復に費用が掛かったそうです。
やはり近所の目があった方が治安面で安心です。
・ゴミが捨てられること。
居住するとゴミが発生します。
特に台所回りのゴミは不衛生になるので頻繁に捨てたい。
今のセカンドハウスは地区の公共のゴミ集積所まで徒歩2分なのでとても便利です。
地元の世話役の方に挨拶し半永住なら自由に使用できるとのことで利用者登録させていただきました。
・公共交通機関が使えること。
年齢を重ねるとクルマの運転も不安になります。
クルマが無くとも生活できる環境でないと長期滞在は無理です。
その交通アクセスと買い物、食事。
トーチャンの那須でのセカンドライフで交通アクセスと生活環境は2017年に記事にしましたが最近もっと便利になりました。
まず最寄のJR黒磯駅(約10km)までの交通アクセス
①那須塩原市の地域バス、ゆータク。
事前予約制(始発停留所発車の一時間前に電話)のデマンド乗り合いタクシーです。
家から最寄停留所までは240m、徒歩3分。黒磯駅まで一日6往復で所要時間は30分。
一回200円の料金ですが400円で一日乗車券が利用できます。
一路線の単純往復で元を取れますが複数の路線で使えるため色々なところに行くのが便利。
エリア最大の総合病院にはゆータクの直通路線で行けます。
②関東交通の路線バス
最寄バス停まで700mちょっと。
駅まで一日4往復に便数が激減(前回の記事では9往復...)しましたが駅までの最終便がゆータクより1時間遅いのが魅力です。
次に東京までのアクセス。
①JR宇都宮線黒磯駅から宇都宮まで一時間に二本。宇都宮からは本数が増えかなり便利です。
東京の自宅最寄り駅まで黒磯からは新幹線利用で2時間ちょっとが最速。
でも在来線利用でも通常2時間半だし駅での乗換距離が短いのでいつも在来線利用です。
②新宿からの高速バス。
東京自宅から都バスでJR京浜東北線の王子駅に行けば高速バスに乗り換えて那須の自宅近くまで高速バスが利用できます。
現在コロナの影響で一日二便に減便。
那須の自宅近くの最寄停留所は600m。
所要時間や運賃にメリットが無いので使ったことはありません。
生活環境
①商店
食料品を中心に日用雑貨も扱う地元の商店まで700m。日常生活に必要なものはほぼすべて手に入ります。
②コンビニ
今春開店したコンビニまでも700m。ATMが置いてあるので便利です。
③飲食店
徒歩10分圏内に飲食店が6件。ちょっと足を伸ばして徒歩12分圏内に更に2件。
・和食店(海鮮メイン):徒歩3分
・そば屋:徒歩6分
・和食店(郷土料理):徒歩7分
・かつどん専門店:徒歩8分
・喫茶店:徒歩10分
・カフェレストラン:徒歩10分
・和食店(創作寿司):徒歩12分
・アジアン(タイ・ベトナム):徒歩12分。
その他にイートインもできるケーキ屋さんも徒歩10分にあります。
でもね価格は少々お高め。
地元那須の食材など素材にこだわったお店ばかりなので納得はしますが地元民として普段使いするのはちょっと難しいですね。旅行の思い出ならとても魅力的です。
④その他
・園芸用品店:徒歩5分・・・でも重いモノをもって5分歩く気にはなれない。自転車があればいいんですけど。
・ガソリンスタンド:徒歩8分 三輪自転車があれば灯油も気楽に買いに行けます。(配達はクソ高い...)
と言うことでクルマの免許を返納しても那須で生活することは難しくないでしょう。