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☆那須滞在中-2023/01/18 今日も工作(ちょっと専門的な記述あり) [☆那須の暮らし]

ロキソニンの服用とロキソニンゲルの塗布で痛風の炎症を抑えているトーチャンです。

昨夜に比べ痛みの進行は抑えられ普通の生活では支障がない状態を維持できています。

でも大事を取って負担がかかる庭仕事は止めました。


朝起きてしばらくダラダラと過ごした後、昨日に引き続き菜園と花壇の耐寒対策の準備。

昨年は花壇も菜園もなかったので植物の越冬は今年が初めて。

これから那須は本格的な厳冬期を迎えます。できる限りの準備はしておきたい。


まずは作りたいものを決め、必要な資材の在庫確認。

今回作ろうとしている耐寒カバーは11mmΦの支柱でフレームを作ります。

ところが昨日の作業で11mmと言いながら微妙にサイズが違うことがわかりました。

例えば支柱はスペックは11mmで樹脂コートしてある外径は確かに11mmでした。

DSCF4665_resize.jpg

ところが『イボ』の部分はイボの突起を含め最大外径12.5mm。

DSCF4666_resize.jpg

最初はこれを甘く見てジョイントに無理やり差し込んだらひび割れてしまいました。

無理なくはめ込むにはイボをカッターナイフで削る必要があります。

これが結構面倒で時間がかかります。


更にトンネル支柱は外径10mm。

11mmのジョイントではスカスカで簡単に抜けてしまうので昨日はビニールテープをスペーサー代わりにぐらつきを抑えました。

接着剤で固定できれば簡単なんですが支柱の鉄パイプ表面はポリエチレン樹脂の収縮フィルム。

ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィンは耐薬品性が高く接着は困難。


昨日は相手側のジョイントもポリオレフィンだと思い込んでいました。

でも考えてみたら成型時の寸法安定性とか剛性の観点からポリオレフィンは使いづらい。

それに無理やりはめ込んだ時の割れ方も延性破壊ではなく脆性破壊っぽかった。


ジョイントはスチレン系樹脂か?と思って今日ジョイントが入っていた袋をゴミ箱から回収して確認すると

DSCF4669_resize.jpg

リサイクルマークの種別『06』はスチレン系樹脂...は想定の範囲でしたがその下の『PPE』にびっくり!

PPEは『ポリフェニレンエーテル』の略号でエンジニアリングプラスチックとして機械部品や筐体に使われる高価な樹脂。

こんな汎用部材で使われていることにびっくりしましたが、それよりもPPE表示が存在すること自体初めて知りました!


正確にはm-PPE(変性PPE)と言ってポリスチレンとの混合品。

これなら汎用の接着剤で充分接着できます。(プラモデルの接着と同じ。)

ただ相手がポリオレフィンなのでポリオレフィン用接着剤を使っても接着強度は不安です。

そこでポリエチレン収縮フィルムの表面を荒らして接着効果を高めることにしました。


そう決めてから資材の確保と各種部品の採寸と切断で3~4時間掛かりました。

下の写真はフレーム4つ分の部材。

DSCF4668_resize.jpg

明日配達されるジョイントがないとこれ以上は進めないので今日はここまで。


夕方買い物に行くまで時間があったので庭に出て整地作業の続き。

笹や枯れた低木を刈り取った後に燃やそうとしたら夕方から風が強くなりました。

それに買い物行く間不在となるので火を使うことは不安なので今日は焼却は断念。



買い物ついでにポリエチレンフィルムの表面研磨や『イボ』取りに使う電動ドリル用の研磨ディスクを購入。

DSCF4670_resize.jpg

とにかく点数が多いのでカッターナイフで削ったりやすりを掛けるのは面倒です。

これがあれば簡単にできると期待しています。


さて明日はジョイントが到着次第フレームを組み立てて、この二日間サボった庭の整地を進めます。



那須のホームセンターではジャガイモの種イモが販売され始めました。

次回カーチャンと那須に来たらそろそろ春に向けて色々なモノの植え付けが始まるでしょう。

厳しい冬が続きますが厳冬期を乗り切る準備や春に向けた植え付けを考えるのは嬉しいものです。


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