★東京自宅から-2024/04/27 ジェットストリーム [★航空マイレージ&ホテルポイント]
昨日は久しぶりにコートやジャケットを着ずに厚手のデニムシャツ一枚で移動。
空港の保安検査場で上着を脱がずに済むので通過が楽チンです。
4月になるとヒコーキのフライト時間が変わります。
例えば昨日乗ったNH026便 伊丹から羽田は
定刻13:00発、14:15着でフライト時間は1時間15分
同じNH026便でも3月の便は
定刻13:00発、14:10着でフライト時間は1時間10分
3月の方が5分早く到着します。
これは偏西風の影響を考慮したダイヤ。
春になり偏西風が弱まると西から東へ向かう便は追い風が弱くなり時間がかかるようになります。
逆に東から西に向かうときには向かい風が弱くなるので飛行時間は短くなります。
3月の羽田から大阪便は飛行時間1時間10分だったのが
4月には1時間5分に短縮されます。
羽田-伊丹間の短距離なので5分程度ですが羽田-那覇くらいになると往復の飛行時間の差は30分以上。
以前の記録を調べたら成田-フランクフルトで往復の飛行時間の差は1時間でした。
偏西風は高度8~13km位で風速が最大となるので航空機に与える影響が大きくジェット気流とも呼ばれます。
ヒコーキの速度を対地速度で考えると
東行き(ヨーロッパから日本)ではヒコーキ自体の巡航速度約900km/hに偏西風の速度300km/h以上が追い風で足されます。
ヒコーキの通常の高度での音速は約1,000km/h~1,100km/h(音速は気圧と気温で変わります。)なので対地速度は音速を超えるケースがあります。(特に冬場)
ヨーロッパからの帰国便で気合の入った偏西風に助けられ定刻より1時間早着したこともあります。
海外旅行に出かける方、お子さんに『今超音速で飛んでるよ!』と教えたらきっと喜んでくれますよ(笑)